
私の胸は中1からほとんど変わらず既に30半ばです。中学生の頃は自然と育つと思ってましたが、いまだに谷間のないバスト…
その間様々なバストアップを試してみましたが、とうとう実ることはありませんでした。
幸い今は自分の小さな胸を心から受け入れることが出来たので、マインドの克服は出来ています。
私と同じように胸の小さな子はたくさんいて、きっと悩みの深い人もいるのかと思います。そんな悩める貧乳さんたちは私と違う成果を上げたいですよね?
そこで今回の記事では私の調べ上げた胸の成長に関する知識を紹介しようと思います。本気だったからこそ英語で書かれた専門的な論文などもずいぶんと読み漁り、深く調べ上げた内容です。
これらの情報はきっと何かの役に立つと思うのでチェックしてみてください。
胸に脂肪をつける体づくり
最初に言っておくと胸にお肉をつけるには、体質改善をするような意識が必要です。どこかで聞いたバストアップ法に少し手をつけるくらいでは、なかなか大きくなってくれません。
胸が成長出来る体をしっかりと作りこみ、プラスアルファでバストアップに取り組むのがおすすめです。
ざっくり言えば女性ホルモンと成長ホルモンが上手くバストに作用すれば良いのです。たったこれだけのことでバストアップの可能性は飛躍的に上がります。
そこで今度は具体的に各々のホルモンを活性化させるための方法を解説したいと思います。
体脂肪の管理で女性ホルモンは活性化する
貧乳でとても多いのが痩せ型の女性です。この傾向は半ば必然とも言えることで、痩せている人はバストが成長しにくい体質となっています。
その原因は女性ホルモンが分泌される一連の流れを知ると明解です。
- 脳が必要に応じて女性ホルモンの分泌を指令する
- 指令を受けた卵巣が女性ホルモンを分泌
- 血液を通して女性ホルモンがバストへ運ばれる
このようにして女性ホルモンはバストへ運ばれていきますが、脳が分泌の指令をするのは健康体であることが条件です。
そのバロメーターとして使っているのが脂肪の量になっています。つまり脳に痩せすぎと判断されると女性ホルモンの分泌が滞ってしまうのです。
アスリート女子の生理が不安定になってしまうのも同様で、体脂肪率が低すぎると卵巣の活動が制限されてしまいます。
これを回避するにはある程度の脂肪が必要です。女性にとって体重やカロリーは気になるところですが、人並みに脂肪が付いていれば問題ありません。
具体的には20%~22%くらいの体脂肪率を維持したいところです。
規則正しい生活で女性ホルモンは活性化する
人は体内時計によって大まかな時間を識別することが可能です。もちろん秒針があるわけではないので時計のように正確ではありません。
でも体は良くできたもので体内時計を毎日リセットするようになっているのです。想像してみればわかるかもしれないですが、起きたときに浴びる日の光などがそのタイミング。
朝陽を浴びたり規則正しく朝食を摂ることで体内時計がリセットし、一日の始まりを認識するという仕組みです。
ところが生活が不規則だと体内時計を上手くリセットできず昼夜の判断が狂ってしまいます。
体内時計が狂うと「活動する時間」や「リラックスする時間」を区別しずらくなり、体にも様々な影響を及ぼしてしまうのです。
- 眠りが浅くなり成長ホルモンの分泌に影響する
- 交感神経のバランスが崩れ、ホルモン分泌に影響する
- ストレスがたまり、女性ホルモンの分泌に影響する
別の言い方をすれば「規則正しい生活」はホルモンの分泌を正常に導いてくれるということです。
>>胸を大きくする6つの習慣!無理せず憧れのサイズへ近づく方法とは?
食生活で女性ホルモンは活性化する
食生活の基本は規則正しい時間にバランス良く栄養を摂取することです。これを踏まえた上で意識的に女性ホルモンを活性化させる食べ物を摂れればプラスアルファとなります。
大豆製品に含まれる大豆イソフラボンやナッツ類などに含まれるボロン(ホウ素)が女性ホルモンを活性化する食べ物です。
参考:食品安全委員会 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
参考:アメリカ農務省(英語なので翻訳機能で和訳してください)
食事からは女性ホルモンだけでなく、成長ホルモンや血行促進を促すものもあるので重要なカテゴリー。
ちなみに20代以降の女性は成長ホルモンのピークを過ぎてしまっています。そのため成長ホルモンを促進させる栄養素を意識的に摂りたいところです。
成長ホルモンの促進効果を期待できるのはアミノ酸の一種であるアルギニンやオルニチン。
参考:国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 健康食品の安全性・有効性情報
また痩せている人はタンパク質を多く摂ることが大切です。タンパク質は筋肉やエネルギー源となる重要な栄養素。女性ホルモンや成長ホルモンの材料になります。タンパク質が多く含まれている食品は、鶏ささみ、マグロ、鮭、納豆などです。
食べ物のことなら詳細はこちらをチェックしてみよう。
>>胸が大きくなる食べ物ランキング10選!美味しく食べて理想のバストへ
良質な睡眠で成長ホルモンは活性化する
女性ホルモンと成長ホルモンはバストが成長するために大きな役割を果たします。そのためこれらのホルモンを活発に分泌させることがバストアップの近道です。
但しこれらのホルモンは年代によって分泌量が異なります。女性ホルモンは40代を超えてもピークに近い分泌を続けるのが特徴です。
一方で成長ホルモンは思春期を過ぎると急激に分泌量が減ってしまいます。
つまり女性ホルモンと成長ホルモンがともに活発なのは思春期までということです。では思春期を過ぎるとバストが大きくならないかというとそうでもありません。
成長ホルモンの量は減ってもなくなるわけではないからです。
そこで注目したいのが1日単位で成長ホルモンの活発になる時間帯。実は睡眠時、中でも深い眠りのときに成長ホルモンは活性化します。
姿勢を正すとバストにホルモンが作用しやすくなる
血液の流れがスムーズな体はバストの成長に不可欠です。そのために気を付けたいのが姿勢の良さ。
猫背は呼吸が浅くなり、女性ホルモンや成長ホルモンを運ぶ血液の流れが悪くなってしまいます。
また姿勢は骨盤の歪みを引き起こす原因にもなってしまうのです。骨盤と言えば卵巣を取り囲んでいる骨ですが、これが歪むと女性ホルモンの分泌にも悪影響を及ぼします。
ちなみに猫背は全体的に貧相な見た目になってしまい、バストもさらに小さく見えて良いことがありません。
逆に小さなバストでもピンと胸を張っているとメリハリもつき、ポジティブな雰囲気を印象付けることが可能です。
>>バストアップに効果のある筋トレ5選!自宅で出来る簡単トレーニング
胸に脂肪がつかない理由を自己分析
「姉と同じように生活しているのになぜ私には胸に脂肪がつかないの?」こんな風に私は長いこと思っていました。
私も姉も身長が低い方ですがバストのサイズはまるで違います。不公平にも程があると思うのですがそう言っても始まらないので何がいけなかったのか自己分析のスタートです。
まずは前章で挙げた5つのことを自分に当てはめていきましょう。
胸に脂肪をつける体づくり | 自己分析をしてみよう |
---|---|
体脂肪率の管理 | 姉も私も痩せ型ですが、私はとくに細いです。というのも私は過敏性腸症候群で定期的に激痛の走る腹痛に見舞われます。
そのせいで普段から満腹になるのが怖く、少食なのがマイナス点 |
規則正しい生活 | 夜更かしもあまりしないし、規則正しい生活をおくっているので問題なし |
食生活 | 苦手なものが多く、食べるものがワンパターンなので栄養が偏っているかもしれません |
良質な睡眠 | よく眠るので睡眠はしっかりとれています |
姿勢 | パソコンでの仕事だから前かがみになりがちです |
私の場合で自己分析をした結果、食生活に問題がありそうなのでそこを重点的に改善するとバストの成長しやすい体になりそうです。
胸に脂肪がつかない理由は上記の表以外にもこまごまと散らばっています。そこで今度は他にどんなことが胸の成長を阻害するのかチェックしていきましょう。
遺伝は胸の成長にどのくらい影響する?
「胸に脂肪がつかないのは遺伝では?」と思う人もいるかもしれません。確かに専門家の間で遺伝が関係しているという説を多くみかけるのは事実です。
でも遺伝だけでサイズが決まることもないように思えます。というのも年代別のバスト平均はどんどん大きくなっているからです。
バストのサイズ平均が上がっている要因としては「食文化の変化」や「生活環境が充実」といった外部要因が挙げられます。
もし遺伝だけで大きさが決まるなら、環境が変化してもバストの平均は上がらないはずです。
実際私のお話で言うと母や姉はしっかりバストが成長しています。遺伝なら私も大きくなるはずなのに一人だけ小さいままです。
そう考えれば逆のケースだってあるはずで、母親が小さいからと諦める必要はありません。
コーヒーの飲み過ぎは良くない?
カフェインには興奮作用や血管を収縮させる作用があり、交感神経を高めて体が緊張状態になってしまいます。
それ自体が問題というわけではないですが、ホルモンをバストへ届けてくれる血管が収縮してしまうとバストアップ的にマイナスポイント。
実際、科学雑誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・キャンサー」に掲載されたスウェーデンの研究によると一日に3杯以上のコーヒーを飲む女性の半数で胸が小さくなったとされています。
参考:アメリカ国立衛生研究所 コーヒー摂取量とCYP1A2*1F遺伝子型は、若い女性の乳房の体積を予測します(英語なので翻訳機能を使って参照してください)
キャベツでバストアップは逆効果?
バストアップ法の中にはキャベツで胸に脂肪がつくというお話も耳にします。その根拠となっているのはボロンが豊富に含まれているためです。
ところがキャベツにはインドールという女性ホルモンを抑える成分も含まれています。つまりキャベツは女性ホルモンの活性化と不活性化の成分が共存しているのです。
ボロンの摂取を目的とするのであれば、インドールの含まれていないナッツ類や海藻類がおすすめです。
ダイエットすると胸の脂肪がなくなる?
脂肪は体にとっての備蓄燃料のようなものといえます。食べて得たエネルギーを超えて消費しようとすれば脂肪が燃焼される仕組みです。
ではどの部分にある脂肪が燃焼されるのかというとまんべんなく落ちていきます。
つまりダイエットで脂肪を減らそうとする場合、特定の部分だけを落とすのは難しいということです。
別の言い方をするとダイエットをすれば胸の脂肪も落ちてしまうことになります。問題はまんべんなく落ちる脂肪、付くときは要らない箇所に偏ってしまう点です。
女性の場合、お尻やお腹、ウエスト、太もも、二の腕などに皮下脂肪がつきやすくなっています。
ダイエットを試みるときは後のことも考えて、脂肪の付きやすい部分を運動や筋トレなどでしっかり鍛えることをおすすめします。
合わないブラは血行不良の原因になる
ブラジャーはバストを支えてくれるとても大切なアイテムです。ところが合わないブラジャーを着けているとしっかり支えられないだけでなく、様々な問題を抱えてしまいます。
- ブラが浮いてかがむと丸見えになる
- 痛みやかゆみを感じる
- バストが崩れる原因になる
- 締め付けが強すぎて血行不良になる
この問題、実はとても多くの女性が直面しているかもしれません。というのもワコールが実態調査した結果によれば、「合うブラジャーをつけていたのがわずか1割」だったのです。
参考:実態調査でブラジャーに関する「4つの問題点」が発覚! ブラジャーは“サイズ”だけで選ぶと、がっかりバストに?!
ここで問題となるのが血行不良で栄養やホルモンをバストへ届けにくくなってしまう点。
対処法としておすすめするのはワイヤーブラにこだわらず、ノンワイヤーやナイトブラも検討することです。
小さなバストは比較的軽いのでそこそこのホールド力があれば問題ありません。またナイトブラの中にも日中に使えるものがあり、小胸にはおすすめの使い方です。
胸に脂肪をつける4つの取り組み
バストアップを目指すなら、まずは胸の成長しやすい体内環境を作ることが重要です。でも日々の生活を律するだけでは「胸に脂肪がつくのか不安」と感じる人もいるかもしれません。
そこで今度はピンポイントにバストアップ効果を高める取り組みを紹介したいと思います。
全部を試すより自分の体が不足していそうなものを選ぶのがおすすめです。
たとえば私の例で言うと食生活に不安があったので女性ホルモンを高める必要がありそうです。また30代半ばなので分泌量の減った成長ホルモンを効率的に作用させなくてはなりません。
女性ホルモンを高めるサプリメント
バストアップ系のサプリにも色々ありますが、多くは女性ホルモンを活性化させる効果を持っています。
ちなみにプエラリアミリフィカは効果が高いと言われていますが、健康被害の危険性もあるので注意が必要です。
女性ホルモンを活性化させる成分なら、大豆イソフラボン系のサプリが安心かもしれません。大豆イソフラボンは厚生労働省でも安全性の確認がとれた成分となっています。
中でもイソフラボンから変換されて出来るエクオールはエストロゲン活性が高くおすすめです。
猫背を治すストレッチで血行改善
先ほども紹介した通り、猫背は血液の流れを悪くしてしまうのでバストアップの大敵です。姿勢の悪さは血行不良だけでなく自律神経を乱す原因にもなってしまいます。
でも普段から猫背にならないよう気を付けて、ストレッチなどを続ければ改善が可能です。猫背の改善には肩甲骨の可動域を広げることが大切になります。
血行促進のバストアップマッサージ
胸を大きくしたいならバストに栄養やホルモンをしっかり届けることが重要です。そこで効果的なのが血流やリンパの流れを良くするバストマッサージ。
マッサージは栄養や酸素・ホルモンなどを届ける血液や老廃物や余分な水分を流してくれるリンパをスムーズにしてくれます。
また脇や背中のむだ肉をスッキリさせる効果も期待できるので、メリハリのあるボディも目指すのにも効果的です。
バストマッサージは血液の循環が良くなるお風呂上りがおすすめです。ちなみにバストマッサージと併用して使うと効果的なのがバストアップクリーム。
多くの商品でバストアップに効果的な成分も含まれているため、ボリューム感に自信のない場合は特におすすめです。
良質な睡眠を促すナイトブラ
寝ている時間のバストを優しく支えてくれるのがナイトブラ。絶えず何れかの方向へ流れようとするバストをしっかりキープします。
バストにかかる重力の影響を緩和してくれるので形の維持には抜群のアイテムです。またナイトブラは着心地も優しいので睡眠の質を高めます。
1日の中で成長ホルモンが活性化するのは睡眠中です。思春期を過ぎてしまうと成長ホルモンの分泌量は激減してしまうため、良質な睡眠は必須といえます。
もちろんノーブラの方が熟睡できるなら、その方がバストアップ的には有効です。
>>LUNA(ルーナ)ナイトブラの効果でバストはどう変わる?口コミも検証
胸に脂肪がつく理由
胸が大きくならない理由は多岐にわたります。その状態を脱するには胸が成長しやすい体づくりが重要です。
でもバストってそもそもなんでふくらんでいるのでしょうか?他の動物などを見ても人間のように胸がふくらんでいるのは特殊です。
その理由は諸説ありますが、一説によると二足歩行の人間は性的に成熟したことがわかりにくく、これを知らせるための進化だったとか。
バストの構造
ふくらんでいる理由に諸説ある女性のバスト、その中身は約90%が脂肪で残りは乳腺で出来ています。乳腺は母乳を作り出す大事な器官でこれを守るように脂肪がつく感じです。
その生成過程をまとめると次のようにしてバストは発達していきます。
- 女性ホルモンや成長ホルモンが主体となってバストに作用し、乳腺が作られる
- 乳腺が枝分かれして幾重にもなる
- そのまわりに脂肪がついていき、胸がふくらんでいく
ここで面白いのは乳腺が太く立派だと脂肪が多くつくという点です。乳腺がしっかり出来れば授乳もスムーズになるということで、性的に成熟している証拠とも言えます。
バストは年齢とともに柔らかくなっていく
脂肪が大半を占めるバストですが、実は年をとっていくと更にその割合が増えてきます。その理由は乳腺が退化して脂肪に変わっていくためです。
大きさとは関係ないですが、柔らかいバストは垂れやすくなってしまいます。
またバストを覆っている皮膚もエイジングによってハリを失うため形を維持しにくくなるのです。バストが小さいと形は二の次かもしれません。
でもバストアップを目指すなら、同時に形のケアに気を配ることをおすすめします。
なぜかというとバストアップのための体づくりと形のケアは結果的にほとんど同じことをすれば良いからです。
中でもナイトブラは形のケアで言うと最重要のアイテムと言えます。バストアップに取り組みながらキレイな形を目指せばメリハリもついて一石二鳥です。
胸に脂肪をつけてボリュームを!(まとめ)
日々のライフスタイルは胸の成長にも大きな影響を及ぼします。胸に脂肪がつかないと悩むなら、まず自分の生活を見直すことが重要です。
寝る前に何となくスマホをいじって寝る時間が遅くなってしまうことってありますよね?何気ない一コマをちょっとでも律する気持ちがバストアップに繋がります。
- 規則正しい生活を送っているか
- 食生活が偏ってないか
- 姿勢が悪くないか
- 質の高い睡眠がとれているか
- 過度なダイエットをしていないか
上に挙げた点に注意して、胸が成長しやすい体内環境を整えてあげるとバストアップの可能性も飛躍的に向上します。