
バストは大きさに関わらず垂れてきます。
でも正しくバストを守ればキレイな形を保つことは可能です。
また垂れたバストもある程度は補整することだってできるのです。
そのためにまずは下垂の原因を知り、正しくバストをケアしてあげましょう。
サクッと流し読み(目次)
理想のバストはゴールデントライアングル
キレイなバストは鎖骨の中心と胸のトップを結ぶ三角形が正三角形となる形です。
ゴールデントライアングルと言われる美しいバランスです。
このバランスを崩そうとする力が重力です。
バストを下垂から守るには重力と戦える力を持つことが重要です。
バストを支えている体の機能
バストの9割は柔らかい脂肪でできています。
当然、柔らかいので支えがないとすぐ崩れてしてしまいます。
そこで体にはバストを支える2つの機能がついています。
- 外側から覆う皮膚
- 内側で支えるクーパー靭帯
エイジングでバストを支える皮膚の機能が低下する
肌(皮膚)は一定期間で古い角質が垢となって剥がれ新しい細胞に生まれ変わります。
ところがこの一定期間(ターンオーバー)は年と共に長くなっていくのです。
肌の交換が少なくなるということは機能性が落ちるということです。
バストを覆う皮膚の機能が低下すると重力と戦う力が弱まり下垂に繋がります。
バストの肌年齢を若く保つ方法
肌年齢を保つのに大事なことは紫外線や乾燥から肌を守り保湿を保つことです。
寝る前に保湿クリームを塗るなどのケアが有効です。
また、栄養を届ける血液や老廃物を取り除くリンパはエイジングを防ぐのにとても重要です。
ですがフィットしないブラは血行不良やリンパの流れを悪くする原因となります。
損傷したら修復できないクーパー靭帯
内側からバストを支えるクーパー靭帯は伸びたり切れたりすると修復ができません。
クーパー靭帯がダメージを受けるのはこのようなときです。
- 激しい運動によるバストの揺れ
- 長時間のノーブラ
- 過度なダイエットなどで体のサイズがかわる
- 産後の授乳に備えた基底部はがしや授乳時のバストサイズアップ
バストが少し揺れたくらいでダメージを受けるものではありません。
ですが列挙した場面ではクーパー靭帯がダメージを受ける可能性があります。
エラスチンは靭帯を丈夫にする効果がある
修復が困難なクーパー靭帯ですがエラスチンは靭帯を丈夫にする効果を持っています。
エラスチンは次のような効果のあるものです
- 肌にハリや弾力を保つ効果
- 血管や靭帯の柔軟性・伸縮性を維持する効果
クーパー靭帯に力を与えるエラスチンはバストケアにもってこいということです。
エラスチンの摂取方法
エラスチンが含まれる食べ物には次のようなものがあります。
- 牛肉
- 豚肉
- カツオ
- 馬
ですが効率的に摂取したいのであればサプリメントも販売されています。
一つだけ注意したいのはタバコがエラスチンを破壊してしまうということです。
バストケアを考えるならタバコは吸わない方がいいでしょう。
激しい運動時はスポブラでバストの揺れを少なくする
ワイヤーブラは激しい運動をすると痛みを感じたり動き難いなど用途にあいません。
だからといってノーブラのタンクトップだとバストは揺れてしまいます。
スポブラはノンワイヤーで着圧が強いため激しい揺れからもバストを守れます。
長時間のノーブラは危険です。ナイトブラでケアしましょう
外出の予定のない休日や睡眠時はノーブラで過ごす人も多いです。
でも長時間のノーブラはバストを下垂させる原因となります。
家で過ごすときや睡眠時に合っているのはナイトブラです。
強い締め付けがないのでリラックスできるのが特徴です。
パット付きの商品も多く、透けや下垂も防げるためルームウェアとしても使えます。
過度なダイエットは下垂の原因
ダイエットは美意識の象徴的なものですがやり過ぎはいけません。
精神的にも肉体的にも多くの弊害を生んでしまいます。
急激なダイエットでバストがしぼむと靭帯がたるんだようになってしまいます。
キレイなラインになりたいと思うのは当然です。
産後の弱くなったバストの支えはブラで補う
授乳ではお乳がよくでるように基底部剥がしのマッサージをすることがあります。
このマッサージ自体がクーパー靭帯を伸ばす行為です。
それ以外にも産後はバストに様々な変化が生じます。
そのためバストの支えはどうしても弱くなってしまいます。
フィットしないブラは逆効果
重要なのはシーンに応じたブラを着けてバストを効果的にサポートすることです。
ですがフィットしないブラは逆に形を崩す原因になるので注意が必要です。
自分の体をきちんと把握して正しいサイズ、形を選びましょう。
衰えたバストの支えには重要なナイトブラ
☝こんな人も産後はきちんとケアすることをおすすめします。
今まで体に備わっていたバストを支える機能が大きく衰えているからです。
また、産後でなくても歳と共にバストの支えはどうしても衰えていきます。
ナイトブラを早いうちから着けるほどバストケアには有効です。
まとめ
驚くことにバストの崩れは20代から始まります。
大事なことは早くからケアしなければいけないと気づくことです。
やるべきことはそれほど大変なことではありません。
- バストの肌をケアする
- クーパー靭帯に負担をかけないように心がける