
小さな胸の女子にとって、大きさを比較されるときほど嫌なものはありません。まわりは無意識でも、露出の高い海やお風呂では自分で勝手に凹むこともしばしば…
そのAカップにとって、目標となるのがお隣さんのBカップ!
Aカップを卒業できれば人生はもっと楽しくなるかもしれません。
そこで今回は2つのサイズにどれだけの差があるのか、隅々まで比べてみたいと思います。
- 見た目の違いは大きくない
- Aカップ固有の悩みは1つだけ
- 大きさの違いは2.5cm
- 男性は同じカテゴリーだと思っている
- Aカップは少数派、Bカップは平均的
サクッと流し読み(目次)
AカップとBカップの見た目はどれくらい違う?
バストが小さいと悩むなら、まず目指したいのがBカップ。それさえ達成できれば自信をもって日々が送れるはず!
ではその目標を達成すると、バストの見た目はどれだけ変わるのでしょうか?
そこでここでは2つのサイズをイラストや芸能人で比べてみたいと思います。
【イラスト比較】横から見たときのシルエット
どちらのサイズにも言えるのはバスト上辺や下乳にボリュームがないということです。バスト上辺のお肉がないと谷間メイクが難しく、立体感に乏しくなってしまいます。
また、下乳のお肉はバストを見たときのボリュームになるため、ふくらみの有無で印象が大きく変わります。
ちなみに「イラストは背筋伸びすぎじゃね?」と思うかもしれないですが、小さなバストにとってこの姿を意識しておくことはとても重要です。
姿勢の良さは全体的な印象を大きく変えるテクニック。お手本と言えるのは推定Bカップの菜々緒さんです。
Instagramの画像を見ると綺麗に背筋を伸ばしています。
小胸さんは「小さなバストを隠したい」という意識が余って、つい猫背になってしまいがち。でも凛とした姿勢はシルエットを美しくする1番の方法です。
【イラスト比較】正面から見たときのシルエット
2つのサイズを正面から比べてもそれほど大きな違いを感じません。お皿を伏せたような皿形のバストをしているのが特徴です。
ちなみに日本人の平均的なアンダーは年代が上がるにつれて大きくなる傾向になっています。
20代だと70cm前後と言われているため、イラストはアンダー70cmのイメージです。つまりB70とA70の違いを比較しています。
- 両サイズともバストのふくらみが体のラインからはみ出ない見た目
- 世間のサイズ感覚は大・中・小
- まじまじと見る機会のない男性には見分けが付けにくい
じっくり見比べれば違いはありますが、単独でイラストを見ると「どっちかな?」というレベルです。
ホントに違いがわからないのかちょっと試してみましょう!
何カップに見えますか?
当たるかな?
パッと見で男性にこの区別つくでしょうか?
正解は上から順に
- 横から見たAカップ
- 正面から見たBカップ
- 横から見たBカップ
- 正面から見たAカップ
そういう意見もあるかもしれませんが、Cカップを超えてくると見た目の差はとてもはっきりしてきます。
AカップとCカップの違いは一目瞭然
Cカップと比較してみるとその差はかなり大きく感じます。
バストの輪郭が体をはみ出して見えるので、直感的に大きさが伝わるのです。また下乳にふくらみがあることで、一層ボリュームを感じます。
ちなみに人によっては体型の違い等が原因で、カップ数からイメージする見た目の大きさと異なる場合もあり得ます。
推定Aカップの芸能人をチェック
カップサイズを公表している芸能人はあまりいないので推定になりますが、Aカップと言われているのは指原莉乃さんです。
テレビ番組で以前にAカップと公言していた指原さん。バストアップに取り組んでいるようなので今はBカップくらいになっているかもしれません。
でも人がうらやむスレンダー体型を見ると、バストの大きさだけが印象を決めるものではないとあらためて感じます。
推定Bカップの芸能人をチェック
こちらも推定になりますが、Bカップと言われているのが菜々緒さん。先ほども紹介した通り、菜々緒さんの姿勢の良さは際立つものです。
凛とした姿勢はバストの大きさに頼らなくても、スタイルを良く見せるお手本のような存在です。
バストの大きさはメリハリをつける重要な要素なのは間違いありません。
でも姿勢を正すだけで、自信にあふれたイメージや素敵なシルエットを演出することは十分可能だということです。
洋服を着こなせるのはどっちのサイズ?
素の状態でも違いの少ない2つのサイズは、服を着ると更に近い見た目になってきます。
そうなると似合う服と似合わない服の系統はやはり近くなってきます。
ではどんな服をチョイスすれば良いかというと、バストの大きさを注目されない恰好が基本です。例えば体のラインがはっきりとわかる服装は、バストの大きさに目が向きやすくなってしまいます。
でも下の水原希子さんのようにおしゃれ度が突き抜けていると格好よく見せることも可能です。
見た目の違いでわかること
2つのサイズを比べてみると確かに違いはありますが、正直それほどの差ではありません。
見た目の印象が大きく違ってくるのはCカップ以上です。
そのためカテゴリーでわけるなら、2つのサイズは「小さい胸」という一括りにされてしまいます。
ちなみにAカップの見た目をもっと知りたいならこちらで詳しく紹介しています。
AカップとBカップの悩みはほとんど同じ!?
欲を言えばCカップが理想ではありますが、面前の目標はワンサイズアップです。
ところが比べてみるとAカップとBカップの悩みはとても似ています。2つのサイズで共通するのは大きさに関する悩みが大半だということです。
この悩みをみるとBカップでは「小さいバスト」というカテゴリーから抜け出せていないことがわかります。
女性らしさを演出できない
小さいバストでは体のラインにメリハリを作れず、子どもっぽいシルエットになってしまうのが悩みの種。
バストのふくらみは女性らしさを演出するための欠かせない要素です。2つのサイズはそのふくらみが小さいため、最初からビハインドを背負っています。
セクシーでもてる女性に憧れてしまうのはどちらのサイズでも同じということです。
解決策は姿勢の良さと服のチョイス
この問題の根本的な解決策はバストアップになりますが、カップ数が同じでも工夫次第で印象を変えることは可能です。
その方法とは姿勢の良さと服のチョイス!
小さいことを気にすると自信のなさが姿勢にも表れます。でも猫背はバストをより小さな印象にさせてしまうので逆効果です。
一方で凛と胸を張った姿勢は、小さなバストでも格段にシルエットを美しくしてくれます。
また、洋服はコーディネート次第でバストを目立たせることや、目立たせなくさせることが可能です。バストの大きさに目が向かないコーディネートは見た目の欠点を補う上で大切なスキルになってきます。
胸元のあいた服を着られない
小さなバストは上辺のボリュームがないので谷間ができず、胸元が貧相に見えてしまいます。胸元があいた服はそのボリュームのなさを強調してしまうので似合わないのです。
解決策は見せるインナー
バストの大きさに目が向かないコーディネートが小胸さんの基本的なスタンスです。
でも胸元の空いた可愛い服を見つければ着たいと思うのもわかります。そこでキャミソールなど、あえて見せるインナーを合わせるのも1つの方法かもしれません。
ここで小胸さんが注意したいのはかがんでも下着の中が見えない事!
そのためには普通のブラよりも、伸縮性のあるノンワイヤーを利用するのが良いかもしれません。
服を脱いだときのギャップを見せられない
小胸対策の有効な手段となるのが盛れるパッドやブラジャーです。
普段は小さいことを誤魔化すことができても、「いざというとき」にそうはいきません。好きな彼氏が自分の胸を見てショックを受ける姿を想像すると恋愛にも臆病になってしまいます。
自然体が増えている
小さなバストの女性たちも以前と比べるとナチュラルな自分を表現する傾向が強くなっています。盛りすぎて誤魔化すようなことはせず、軽くパッドで盛るのが今どきのスタイルです。
その分、小さいことに目が向かないファッションで無理なく自分を表現すればギャップに苦しむこともありません。
Aカップしかわからない悩みはブラジャー選び
2つのサイズで異なる悩みなのがブラジャー選び。Aカップはその割合が少ないせいか、商品のラインナップも限りがあるのです。
また小さな胸には細身の体型が多いので、ワイヤーが当たりやすく苦手という人も多くいます。
そんなAカップはバスト上辺にボリュームがないせいでブラジャーが浮きやすく、フィットしたブラジャーを見つけるのが大変です。
小胸に合うのはハーフカップか3/4カップ
気に入ったブラジャーをなかなか見つけられない小胸女子におすすめなのはハーフカップや3/4カップ。
肌とブラに隙間を作らないのが、しっかりとフィットするブラジャーの条件です。そう考えると小さなバストにとってフルカップは相性が良くありません。
ちなみに「バストを寄せても動くと脂肪がすぐに解散してしまう」という悩みもありますが、無理に脇や背中のお肉を寄せすぎかもしれません。
解決策はノンワイヤー
重みの少ないAカップは、形をキープしやすいのでワイヤーブラが必須ということもありません。
そこで便利なのがノンワイヤーのブラジャーです。ただ、バスト上辺にボリュームがないので、ホック付きのノンワイヤーだとブラが浮きやすい問題が残ります。
この浮きブラの心配をなくしてくれるのはノンワイヤーの中でも伸縮性のある商品です。
実際、ブラトップは小さなバストの必須アイテムとも言える商品ですが、どうせならバストケアも視野に入れたいところです。
そこで利用したいのが日中も使えるナイトブラ。
なかでもLulu Kushel.やLUNA
はデザイン性もあるので日中に着けるならピッタリのアイテムといえます。
最初は、ルームウェアのインナーくらいの気持ちで購入し、着用したときの感じや機能性を試してみると良いかもしれません。

写真は小胸専用のナイトブラLUNA
悩みの違いでわかること
2つのサイズを比べてみると、共通しているのは小さな見た目を原因とした悩み。Aカップに固有の悩みはラインナップの少ないブラジャー選びの大変さくらいでした。
つまりBカップになったとしても悩むことはほとんど変化していないということです。
大きさや重さはどれだけ違う?
2つのサイズで見た目や悩みは大きな違いがないとわかりました。そこで今度は大きさや重さがどれくらい違うのか確認していきましょう。
カップサイズの刻みは2.5cmなのでBカップとの差は2.5cmです。その数字だけみるとたいして差がないようにも感じます。
でもAカップにとって2.5cmのバストアップは意外と高い壁なのかもしれません。
その理由はAカップの元の大きさを考えると理解しやすいです。
大きさの違い
数字で見れば僅かな差に見えますが、その2.5cmを増やすバストアップにAカップ女子は苦労しています。
それもそのはず!
Aカップはトップとアンターの差が10cm、2.5cm大きくするということは今より25%も大きくなることを意味します。
ちなみにカップサイズごとのカップの大きさは以下のようになっています。
カップサイズ | アンダーとトップの差 |
---|---|
AAAカップ | 5.0cm |
AAカップ | 7.5cm |
Aカップ | 10.0cm |
Bカップ | 12.5cm |
Cカップ | 15.0cm |
Dカップ | 17.5cm |
Eカップ | 20.0cm |
重さの違い
バストの重さはカップの容量によるので一概に正しい比較するのは難しいところです。そのため1つの参考値として、バストの重さをフルーツに例えたユニークなツイートを用います。
この表によればAカップとBカップの差は両胸で138g、その差はお茶碗一杯にも満たない量なのです。ところがAカップの元の重さを考えると、138gはおよそ2倍にならないといけないことになるのです。
そう考えると近いようで遠いのがBカップというのがわかります。
G以上の夢の早見表がまず必要だ pic.twitter.com/EX0OOP7BLq
— おもみちゃん (@airiiiiin0722) July 6, 2016
サイズの違いでわかること
2つのサイズを数値で比べてみると、当たり前ですがそれほど大きな差ではありません。
ところが元のサイズがミニマムなAカップにとっては大きさ2.5cm、重さ138gを増やすのがそれなりに大変です。
男性の本音はAカップとBカップのどちらが好き?
男性の本音を大きさだけで比べればCカップやDカップに人気が集まります。ところがバストで重視するのは大きさより形という意見が圧倒的。
その点、AカップやBカップは重みが少ないおかげで形をキープしやすいサイズです。
男性も小さなバストには好意的な意見が多く、「綺麗で小ぶりな胸」というイメージなのかもしれません。では2つのサイズで優劣があるかというと、人気の順序でいけばBカップです。
ただ、男性はバストをまじまじと見る機会がそれほどありません。そのためAカップやBカップの区別を見た目で判断できるかも定かではないのです。
男性の本音を比べてわかること
そもそも2つのサイズは見た目の印象がそれほど変わりません。その上、バストをまじまじと比較する機会のない男性にとって、バストのサイズを見分けることは困難です。
雑な言い方をすれば、男性はバストを大・中・小の区別くらいでしか分けられないかもしれません。
それよりも視覚的な直感で綺麗と感じるバストの方が男性にとっては重要なポイントです。
割合で言うと少数のAカップと多数のBカップ
こちらは大手下着メーカーのトリンプが実施したバストサイズに関するアンケート調査です。これによるとAカップの割合は10人に1人くらいの少数派。これに対してBカップは10人に3人という多数派です。
2つのサイズを比較する上で一番大きな差と言えるのがこの割合となっています。
悩みのところでも触れたとおり、少数のAカップはブラジャーのラインナップが少ないサイズです。このおかげで体に合ったブラを探すのは一苦労。
また、マインド的にも稀少なAカップという称号はうれしいものではありません。
割合を比べてわかること
分布割合は少数のAカップに対して多数のBカップと両者の居場所がずいぶん異なります。
この違いは普通を好む日本人の性格上、とても大きなものです。人より小さいAカップのバストが少数しかいないとなると、居心地の良いものではありません。
一方で同じ大きさが多いBカップは「大きくないけどみんな同じくらいだし仕方ないよね」という気分的な余裕が生まれます。
AカップとBカップの大きな違いはマインドにある(まとめ)
ここまで「見た目」、「悩み」、「大きさや重さ」、「男性の本音」、「割合」で2つのサイズを比べてきました。
そこでわかったことはBカップの方が大きいのは事実だとしても、圧倒的な違いではないということです。では1つサイズがアップするくらいでは意味がないのかというと、1つだけ大きなものを得られます。
それはBカップだという心の余裕です。
ただくどいようですが実質的な差は大きくないので、そのままでも悩みすぎないことが大事です。その上で、地道にバストアップを目指すのが変化を手に入れる近道かもしれません。